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いじめ相談

いじめ調査とは

現代の社会問題としても提議されている、子どもの「いじめ問題」。

興信所アーガスリサーチでは、ご両親等からのご依頼を受けて、興信所ならではの調査を通して、多くのいじめ問題を解決に導いてきました。

いじめに関する調査なら警察へ頼めば、と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、警察は民事不介入であるため、暴力や恐喝などの犯罪行為があり且つ証拠がなければ容易には動くことができません。

では、いじめが事件に発展するまで、見て見ぬふりをするのでしょうか?

我が子がいじめの被害にあっているとしたら、見て見ぬふりなんてできないでしょう。

興信所のいじめ調査では、被害にあっている可能性を感じたら、お子様の身の回りの調査を行い、いじめを解決させるために証拠取得までを行います。

いじめの証拠さえあれば、学校側や加害児童の保護者との話し合いは勿論のこと、警察への刑事告訴も可能となります。

現在のいじめ

現代の「いじめ」は、悪質化しており、刑事事件として問われるような犯罪も行われています。

文部科学省の調査によると、全国の学校が把握した2021年度のいじめの件数は、過去最高で61万件を超えたといいます。

内訳としては、小学校が約50万件、中学校が約10万件、高校が1万4千件、特別支援学校が約3千件です。

そのうち、SNSなどのインターネットを使って行われるいじめの件数は、約2万2000件と、前年度より約3000件も増えており過去最高となっています。

いじめが原因による自殺について

いじめの全件数のうち警察に相談をした件数は、1,300件と、割合でいうとわずか約0.2%。いじめによる自殺の報告は、約370人となっています。

裁判でよく用いられる文言に、「因果関係」や「予見可能性」というものがあります。これは、いじめの加害者や学校の行為が自殺の直接原因とは認められない、もしくは、自殺を予見することはできないため、この点に関して学校や自治体、加害者などの責任を問うことはできない、というものです。

実際には、いじめが原因と思われる自殺が起こっていても、「因果関係」や「予見可能性」が認められないとして、多くの請求が棄却されているという残念な現実があります。

つまり、少年少女の自殺がいじめを苦にしたものが多いであろうことについて、多くの人が感じてはいるものの、実際には証拠不十分のため、いじめが原因の自殺というものが、裁判ではあまり認められていないのです。

これには、いじめを受けているお子様自身が、いじめについての事実を周りに話したがらないという状況のほか、学校の中にはいじめの事実を認知したがらず、一部では隠蔽してしまう様なところもあると状況も影響しています。

いじめられている子どもが一人で悩み、苦しんでいるなか、本来、生徒の安全を守る義務や対策を行う義務があるはずの学校が見て見ぬふりをしている状況において、ご両親をはじとした保護者の方が、いじめ調査によって事実を把握し、証拠を掴むことは、非常に重要なことだと言えるでしょう。

注意すべきお子様の変化

いじめに関する注意すべきお子様の変化を知っておきましょう。

<注意すべきお子様の変化>

  • 以前より元気がない
  • 学校に何かと理由をつけて行きたがらない
  • 一人で籠もりがちになっている
  • 着衣の汚れや打ち身、擦り傷などが目立つ
  • 最近、買ってあげたゲーム機や文房具が見当たらない
  • 教科書、所持品が異常に汚れている
  • お金の使い方が激しい

学校生活がすべてと考えてしまいがちな多感な年齢なだけに、いじめを受けてしまうと登校拒否から最悪、自殺へと追い込まれている痛ましい現実も多発しています。

子どものいじめに関する実態を掌握しておく事は親として当然の権利です。

少しでもお子様に、上記の様な変化が見られましたら、エスカレートして取返しがつかない状態になる前に、いじめ調査について考えてみて下さい。

いじめの定義

文部科学省では、下記の内容が「いじめ」であるとしています。

いじめの定義(文部科学省)
当該児童生徒が、学校の内外を問わず、一定の人間関係のあるものから心理的もしくは物理的攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの

「パソコン・携帯電話での中傷」「悪口」なども上記に含まれます。

学校現場において認知されている「いじめ」の実態は、暴行罪、傷害罪、脅迫罪、恐喝罪、強要罪、侮辱罪、強姦罪等に該当する犯罪行為であることも多いといいます。

いじめを克服できない子どもは弱い、との意見を述べる人もいたりしますが、大人でも耐え難い犯罪行為を子どもが日常的に受け続けているとしたら、考えるだけでも辛いものがあります。

最悪の事態を防ぐために

いじめは子ども同士で解決できるものばかりではありません。また、学校に任せきりにしてしまったがために、取返しのつかない結果を招くこともあります。

最悪の事態を防ぐためには、ご両親をはじめとする保護者がお子様を守ってあげることがやはり重要だといえます。

ご両親がお子様の変化に気付き、話しを聞いてあげることが大切です。学校に行きたがらないなど、お子様はきっと何らかのサインを出しているはずです。

興信所にお寄せいただく「いじめ調査」の依頼事例

興信所アーガスリサーチへご依頼のある「いじめ調査」の事例には、おもに次のようなものがあります。

・子どもが学校(または塾などで)「いじめ」に遭っていないかどうかを調べてほしい。
・子どもからいじめを受けたと聞いたが、学校が対応してくれないので、事実を調べてほしい。
・周りから我が子がいじめに遭っているという噂を聞いたので、事実を調べてほしい。
・我が子をいじめる加害者に法的対処をしたいので、いじめの証拠を集めてほしい。
・学校がいじめの事実を隠蔽していると感じているので、実態を調べてほしい。

生徒数の多い学校では、「子ども同士のふざけ合い」とはぐらかされ、真剣に取り合ってもらえないこともあります。

しかし、軽度ないじめと認識していたものが、周りが気付かないうちに次第にエスカレートするなかで、被害者である子どもが誰も助けてくれないと感じ、追い込まれて自殺してしまう可能性もあります。

学校にとっては生徒の一人でも、世界に一人だけの大切な我が子です。

いじめの可能性を感じたら、いじめ調査をしっかりと行ったうえで、対応について検討するのが、最善の方法ではないでしょうか。

興信所アーガスリサーチによるいじめ調査とは?

興信所アーガスリサーチでは、登下校中の素行調査から、休み時間や放課後の実態についても様々な調査方法でいじめの事実を確認し、いじめが見受けられた場合はその証拠を収集します。

具体的には、興信所の探偵が気づかれないように尾行や張り込み、聞き込みを行うほか、教室など入れない場所でのボイスレコーダーによる録音や、SNS等の監視などを行います。

いじめの事実を把握した場合は、すみやかに写真や動画、録音データなどを証拠として保存します。

そのほかに必要に応じて、被害者本人からいじめをうけた日付や状況などを聞き、それを整理してまとめたり、周囲から協力者を集めて聞き込みを行うことで証言を集めたりすることもあります。

もし、壊されたりしたものがあれば、それを証拠として保管もしておきます。

また、学校側による隠ぺいの可能性がある場合は、教師との面談の会話を録音したり、相談に対して実際にどのような対策がとられたのかについて確認したりするなど、興信所におけるいじめ調査は、いじめについての出来る限りの正確な実態調査と、それにまつわる証拠集めを徹底的に行います。

我が子にいじめを感じたら、興信所アーガスリサーチの無料相談へ、まずはご相談ください。

このページはいじめ調査に特化したウェブサイトです。