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浮気調査の期間の決め方とは

浮気調査を興信所に依頼してから調査が済むまでの期間は、状況によって大きく異なります。数日間で調査できることもあれば、1ヶ月以上という長い時間がかかるケースもあるのです。

調査期間が長引けば興信所に支払う料金は高額になりますが、そのぶん証拠を押さえられる可能性も高まります。調査を成功させるためにも、最適な調査期間を見極めましょう。

ここでは、浮気調査の期間の決め方についてお話ししていきます。

短期間で浮気調査の結果を出すのは難しい?

浮気調査を依頼する方の中には「できるだけ早く結果を知りたい」「早急に結果を出してほしい」という人もいるかもしれません。浮気に悩まされる人にとって、相手を疑いながら過ごす毎日はつらく苦しいものなので、早くカタをつけたいという気持ちは当然だと思います。

しかし、浮気調査期間を短く設定した場合には、十分な証拠を得られないまま浮気調査期間が終わってしまうことがあります。浮気調査のプロである興信所も、十分に準備する期間がなければ浮気調査を成功させるのは難しいのです。

浮気調査では期間の決め方が重要!

浮気調査にかかる時間の平均は、1週間から1ヶ月程度といわれています。

ほとんどの場合、興信所が毎日欠かさず調査するということはありません。それは、ターゲットが毎日浮気相手と会っている可能性が低いためです。ほとんどの人は1週間に1回、またはそれ以下の頻度で浮気をしているのです。そのため、浮気調査をする日数も、週1回や2週に1回という頻度にならざるを得ません。

確実な証拠を得るためにはまとまった時間が必要だということを把握しておきましょう。

浮気調査を依頼する人は、有利な証拠をつかみたいと感じているはずです。確実な証拠を得て有利な立場に立つためには、最適な調査期間を設定することが重要といえるでしょう。

浮気調査期間の決め方とは?

浮気調査期間の決め方はケースバイケースです。現在の状況をもとに、最適な調査期間を設定しましょう。

1. 浮気の頻度で調査期間を決める

浮気の頻度が把握できていれば、浮気調査にかかる時間を短くすることができます。

たとえば、毎日のように浮気をしている場合や、毎週○曜日に会っているなどの情報がつかめている場合には、ピンポイントで張り込むことができるのですぐに証拠を得ることができます。複数の証拠を手に入れたほうが有利になるので、浮気頻度に合わせて何回か調査してもらうのもおすすめです。

しかし、不定期で浮気をしているときや、ターゲットと浮気相手が会う頻度が少ないときには、どうしても調査が長引いてしまいます。

2. ターゲットの行動パターンで調査期間を決める

ターゲットの行動パターンがある程度把握できれば、調査期間も決めやすくなります。

夕方に仕事が終わって浮気相手と会っているなど、仕事のルーティンに合わせて浮気がおこなわれている場合には、ピンポイントでの調査が可能です。

しかし、勤務時間や行動パターンがまちまちな営業マンや自営業、専業主婦、職業不詳のターゲットなどは、動向がつかみにくいので調査に時間がかかってしまいます。

3. 事前情報の多さで調査期間を決める

浮気調査前にどれだけの情報を把握できているかも、調査期間を左右する重要な要素です。

浮気相手の素性が分かっている場合や浮気の行動ルーティンが把握できている場合には、情報を調査に生かすことができます。また、交通手段や浮気しそうな場所が分かっている場合にも、短期間で調査を済ませられる可能性が高まります。

しかし、まったく情報がない状態からの調査はかなりの時間がかかってしまうものです。

4. ターゲットの性格を考えて調査期間を決める

ターゲットが神経質で警戒心が強いタイプの場合、浮気調査が難しくなるため調査期間も長引く傾向にあります。しかし、警戒心の薄いタイプの人であれば、証拠が手に入りやすいので数日間で調査を済ませられることが多いのです。

警戒心が強い人というのは、もともと神経質な場合もありますが、「調査されているかもしれない」という不安を抱いているケースもあるものです。特に、依頼者が自分で調べたりほかの興信所が調べたりしたときに調査がバレた経験がある場合、ターゲットの警戒心が高まっているため調査が難しくなってしまいます。

5. 調査目的で調査期間を決める

浮気調査をする目的によっても、適切な調査期間は変わってきます。

単に「浮気しているかを確認したい」ということであれば、浮気している現場を押さえることができれば調査は終了ということになります。

しかし「浮気の証拠を使って離婚裁判をしたい」「慰謝料請求のために確実な証拠が欲しい」という場合には、複数回の浮気現場をおさえたほうが有利です。こういったときには何回かに分けて調査をする必要があるので、調査期間が長くなります。

料金体系によって浮気調査の期間を決める方法も

浮気調査の期間を決めるときには、興信所の料金体系をチェックするのがおすすめです。

1. 時間料金制は短期間の調査のほうがお得

多くの興信所では、浮気調査の依頼を時間制という形で契約しています。時間制というのは、1時間または数時間ごとの調査料金を設定するという方法です。調査員1人あたりの料金が提示されることもありますが、実際は2人以上で調査することが多いため、調査員の人数に合わせて金額は変動します。

時間制の場合には、浮気調査の期間が長くなればそれだけお金がかかるということになります。1ヶ月以上という期間をかけてしまうと、調査料金が膨れ上がってしまうこともあります。

逆に、数日間で証拠をつかむことができた場合には、調査料金を少額におさえることも可能です。

2. パック料金制や成功報酬制は調査期間が長くても安心

浮気調査の料金体系をパック料金制や成功報酬制にしている興信所もあります。

パック料金とは調査費のすべてが定額に設定されていること、そして成功報酬制とは調査が成功したときに報酬を支払うことをいいます。

こういった料金体系を採用している興信所であれば、時間ごとに調査料金が増えていく心配がありません。浮気調査にかなりの時間がかかりそうな場合には、パック料金制や成功報酬制の興信所を選ぶのが有効です。

ただし、これらの料金体系は調査が数日間で終了した場合には割高になることがほとんどです。

興信所の選び方でも浮気調査にかかる期間は変わる

浮気調査にかかる期間は、興信所によって異なるものです。

興信所によっては、時間制で高い料金を得るためにじっくりと時間をかけて調査することもあるかもしれません。しかし、依頼者のために短時間で済ませようとしてくれる興信所もたくさんあります。

迅速かつ丁寧に調査をしてくれる興信所を見極めれば、最適な調査期間で有効な証拠を得ることができます。

浮気調査の期間の決め方は状況によって大きく異なります。浮気のパターンが分かっていてその事実を見極めるだけであれば、1日で調査を済ませられることもあるのです。しかし、情報が少ない場合には調査に長い時間がかかってしまうので気をつけましょう。適切な期間で浮気調査をしてもらうためには、事前に情報を集めたり料金プランを比較したりしておくのがおすすめです。

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